代表の超レッスン学

ノートカメラ その1

長年、子どもたちを指導している人なら、間違いなく、その子の成績を見なくても、ノートを数頁見れば、概ね、その子の成績を推し測ることは可能である。

これは、文字の美しさでもなく、丁寧さでもなく、全体のバランスであったり、ポイントの整理の仕方であったり、様々ではあるが、ほぼ間違いなく、その子の現状把握はできるのである。

故に書店に行けば、「東大生のノート」などが販売されているわけである。

例えば、数学なら、=(イコール)が縦に揃っていること、英語であれば、基本的な単語のスペリングにミスがないことや書き慣れた文字であることなどは当然のことである。

私は、オンライン家庭教師のシステム構築にあたり、どうしても、こだわりたかったのは、このノートを指導する側、受ける側、互いに見られることが必須だと当初から想いをめぐらせた。

一度、システム構築をするにあたり、他社のインターネットを活用した家庭教師システムでの生の指導を見学させて頂いたことがある。

小学生の算数では大きな数を指導されていた。パソコンの画面には生徒さんの顔が大きく映し出されていて、その子は億を超える数を読みあげていた。先生は「正解!よくできたね」と言われているが、その子の書いた数が先生側で見ないまま、授業は進行していた。

中学1年の英語では、同様にノートに書いた解答の英文を生徒さんが読んでいたが、スペリングのチェックもできないまま、次の問題に進んでいる。これでは、今、一番の基本を身につけなければいけない時なのに、どうするんだ!と私は必要のない焦燥感に近い感情をもったことをよく覚えている。それでも、最後に先生は、その子のノートをカメラを動かせて見せるように言われた。すぐに、大きなミスに私の眼は釘付けになる。何と”dictionary”という1つの単語を2行に分けて書いていたのだ。単語を2行に分けるには、音節の知識を持たなければしてはいけないことであり、それは中学生には難しい。しかし、読みあげてしまえば、先生はその誤りには気づかない。

帰宅した私は、ノートと顔を互いに映し出すシステムを自分のノートに書きながら考えた。

様々なオンライン家庭教師のサイトから工夫している所がないかさがしまわった。殆どがおそらくSkypeを利用したシステムである。確かにこれなら、将来的には商業目的利用には課金される噂はあるが、現状、無料で利用できるので、お手軽ではある。しかし、上述したように、私には欠陥商品であるとさえ思う。

タブレットにスタイラスペンで書かせるところもあった。間違いなく、ここのシステムは指導経験がある人が真面目に考えたことは予想できるし、評価できるが、苦肉の策であるし、自分のノートではないところに書いたものは、ミスの発見こそはできるが、全体のバランスをとらえる力をつけることはできない。

それにスタイラスペンで書いたものはあくまでもデータであり、プリンターで出力しない限り、なくなってしまうものである。

では、どうしよう?

長くなってきたので、この続きは、明日書くことにしよう。


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