初レッスン
初めてのレッスンをモニタリングすると、受講生はもちろんだが、チューターの緊張感も伝わってくる。
今まで話したことのない人と話すのだから、お互いに当然である。
でも、どうして、緊張するのだろうか?
それは、互いに等身大の自分を見せようとどこかにそんな思いがあるからだと思う。
だが、立場を考えると、「先生」と「生徒」。
ここは、エイドネットで言うチューター(先生)が大人になってみよう。
自分も思い出してみるとわかるだろうが、初めての先生に対しての期待と不安。できうる限りの触覚を伸ばして話しかけてくれる人がクラスには必ずいる。
その反応をクラス全員で確かめて、品定めする。これが教室での様子であったに違いない。
だから、先生は、どんな刺激に対しても反応は決めておこう。
笑顔と大きな声だ。
何を話すのか?こちらから、「こんにちは!」「こんばんは!」
これが入口。チューター側から声をかけてあげる。
この第一歩がなかなか難しいが、思い切ってやってみることだ。
別に先生稼業だけではなく、社会に出れば当たり前の一歩である。