苦手教科を教える
オンライン家庭教師エイドネットのチューターは登録の際に指導可能な教科と学年、そして、そのレベルを入力することになっている。
オプションレッスンは場合によってはその指導内容は初見でレッスンを始めるので、チューター自身のその教科に対する実力が問われるので、レッスンをモニタリングしていて、所謂、偏差値の高い大学生やプロチューター(エイドネットでは、「スペシャルチューター」と呼ぶ)は違うなあと感心することも多い。
何より、初見で問題を正確にとらえ、指導できるか否かは限られた時間で行うだけに、実力のない家庭教師だと受講生にとっては効率が悪い。
しかし、敢えて言うと、1教科でも自信のある教科を持つチューターなら(そういう人しか登録していないのが現実だが)、苦手教科でも学年を下げたところから、指導を始めると、実は、それこそが、受講生にとっては、「良き先生」となり得る可能性は高い。
その理由は明確である。
自分の苦手、つまづき、がわかっているから、指導する際の注意点、ポイントを外さない。受講生の気持ちに寄り添って指導してあげられるからだ。
意味がわからないのに、指導を受けながら、学習に対してコンプレックスがある人ほど、どうして、そうなるか聞こうとしないで、授業が流れていくことが多々ある。
指導する側もかなりの経験者であれば、理解しているか否か顔の表情を見ているだけである程度わかるが、生徒も長年の時間をかけて、わかったような顔をする術を会得してきているから、レッスンの成立ということが目的となっている時間の経過ではもったいない。
但し、苦手教科を教えるには、チューターにとっては効率は悪い。それは、レッスンの準備にも時間を割く必要があるからだ。
短時間に効率よく稼ごうと思うのはよく理解できるが、世の中、「短時間で」と思うことほど、長い人生では効率が悪い真理がそこにあることを知ってほしい。
時間をかけた分、見返りが大きいのは「かけてもらった人」より、むしろ、「かけた人」である。