間違いは宝物!
大人もそうだろうが、失敗に対して、開き直りをして堂々とする人は少ない。
むしろ、隠蔽、そう隠そうとする人が多い。
一斉授業の中で、机間巡視していると、こちらからは逆に目立つように、まちがった箇所を必死になって、手で隠す子どもは多かった。
幼いころから、正解は大きな花まる「よくできたね!」、間違いは小さく×「何をしているの!」が習慣化されているからだろうか。
まあ、だれもが○をつけてもらいたい気持ちはよく理解できる。
だが、このエイドネットの指導では、ノートや問題集の間違いこそ見つければ、チューターは「宝物発見!」と言って、「良かったよな!この時間で見つけることが出来たんだから」と言って、大いに評価に値することを知らせてあげてほしい。
そして、できれば、×ではなく、「よし! そこに大きな☆を書いて、目立たせてみよう」と話してほしい。
次に大切なことは、「これが本物の宝物になるために、同じミスをしないこと」と注意を喚起することだ。
一度目の失敗は、発見できたので幸運、二度と同じミスをしないことが大切であり、失敗が悪いことでもなく、恥かしいことでもないことを徹底して話してあげてほしい。