以前にも書かせて頂いたが、オンライン家庭教師のこだわりの一つがノートにある。

故にチューター(家庭教師)もそこに意識したレッスンを展開頂きたい。

当然のことだが、自分のノート、或いはホワイトボードと黒ペンと色ペンは言うまでもなく、必須アイテムとなる。

これを単純に写すだけに終始する受講生がいても、最初はそれで良いが継続した受講生がいつもそうであるなら、少し別の角度で話してほしい。

書かれているノートを黙って写しているだけでは脳は殆ど働きをしていないことは、現在の脳科学では部位の血流量を測定することから証明されているらしい。

やはり、脳を使うレッスン展開であらねばならないが、そのためには、どうすれば良いか。

まずは、チューター自身が説明する内容の中でポイントとなる単語だけを余白に書き入れ、マインドマップを作ると整理されやすい。

生徒には、説明を聞きながら、ノートを写すのではなく、このマインドマップを写し取るノート以外に自らが作れるようになると、疑問点も明確になるので、教えてあげてほしいし、チューター自身も使えるようになれば、素晴らしい。

或いは、世界に冠たるコンサルタントファームと称されるマッキンゼーで徹底的にマスターさせられるというピラミッドストラクチャーを書いてあげることだ。

これは、上から下に書くのではなく、下に重要ポイントを羅列し、その理由を上に積み上げていく方法だが、これを使用するには、元々、チューター自身が話す内容をこのピラミッドストラクチャーにまとめていなければ、ぐだぐだなレッスンになるが、社会系の授業には特に効果的だ。

マインドマップにしても、ピラミッドストラクチャーにしても、今はインターネットに多くの事例が載っている。一度調べてみることをお薦めしたい。