オンライン院内学級KAYOUについて


オンライン院内学級KAYOUとは

オンライン院内学級KAYOU(かよう)は、インターネットを使ったオンライン院内学級を通して、
病気になった子どもたちが、暖かく守られ応援される社会をつくるプロジェクトです。
これまで、病院などにご協力をいただくことは困難ではありましたが、
ご自身が小児がんのサバイバーでおられる小児科医のチャイルド・ケモ・クリニックの院長先生
(チャイルド・ケモ・クリニック院長 公益財団法人チャイルド・ケモ・サポート基金理事長)にご共感いただいたことに端を発し、
先生のご協力で白血病の中学生に初めてサービス提供ができるようになりました。
利用者ご家族の声をお伺いする中で、学校が事情を知りご協力くださるようになったり、
病院がご理解くださるようになったり、これからたくさんの方の力をお借りして「オンライン院内学級KAYOU」の普及に努めてまいります。

今までの学校に続けて「通う」、
皆様や先生と子どもの心が「通う」ものになる願いを込めて、
「オンライン院内学級KAYOUプロジェクト」と名付けました。

オンラインだからこそのメリットが、KAYOUにはたくさんあります!


・直接対面しないため、感染症の心配がありません。
・急な検査や体調の変化があっても、 レッスン60分前まで自由にキャンセルができます。
・病室にいても国内各地や海外在住のプロ講師に指導してもらえます。
・ノートカメラがあるので学校でもらったプリントなどでも指導が受けられます。

KAYOUの活動内容について

入院中の子どもたちに、無料で受講できるオンライン院内学級を提供しています。
ケアを勉強した各教科の先生を子どもたちとの相性を考えて推薦し、
子どもにも親にも対応できる専門のカウンセリングも利用が可能です。進学希望者には進路等のコーチングも利用できます。
今後、患児やご家族にサービスを届けるためのご協力、学校や病院などのご協力、
そして共感して資金面でご支援くださる方を募るための活動を行っていきます。
受講している子どもたちとご家族の声
高校2年生Kさんのご両親より
高校生の学習は義務教育ではなく、院内学級もなくどこへお願いしていいかわからない状況でした。
タブレットでの自己学習などありましたが、なかなか続けていけるか不安でした。
抗がん剤治療などでは、病院へ訪問していただくことも感染の危険があります。
そのような不安を抱えていましたが、今回、院内学級としてパソコンの双方向でのレッスンができることに感謝しております。
本人が理解できるまで学べること、感染の危険がないこと、
抗がん剤治療などでしんどいときには体調に応じてキャンセルできること、勉強以外にも病気のことなど相談できること
が、とても良かったです。
始めは、先生と対面でお話ができるか不安でしたが、とても楽しくレッスンができること、
病院だけにとどまらず、本人は広い視野で見ていくことができています。ときには勉強を諦めそうになることもありましたが、
受講している科目では、学校よりもすすんできているようになりました。日々のレッスンなどで宿題など出していただいたり、
温かいメッセージを頂いたりして、本人のモチベーションもあがり今日までやってこれました。
やはり、ここまで頑張ってこれたのは、スタッフの皆様の温かいご支援でした。
苦しい治療も乗り越え勉強していく!という思いになれました。本当にありがとうございました。

中学2年生Rくんご本人より
入院中、エイドネットを受けて良かったことはいくつかあります。
一番大きかったのはモチベーションです。入院しているとだらだらした生活になってしまいますが、
定期的に授業があることで、少しは勉強しようという気になりました。
また学校に戻ってからもある程度スムーズに授業を受けれるようになりました。
他に、入院中は医者、看護師、家族くらいしか話す人がいませんでした。
しかしチューターの先生や、僕と同じように学生のときに病気にかかった人と話せたりできたのも良かったです。
最後になりますが、入院中の僕の勉強やその他いろいろなことについて支えて頂きありがとうございました。


このプロジェクトに関して、より多くのこうした子どもたちに継続的にレッスンを提供できるよう、
みなさまからの温かいご支援を以下ページにて募集しております。


こちらに関してのお問合せもエイドネットにて受け付けております。

正式なご登録までのフロー

STEP.1
無料会員登録
STEP.2
無料体験レッスンの受講
STEP.03
一般会員登録
STEP.4
本格レッスンスタート!