集中できる理由
なかなか集中して勉強しないのですが・・・
これまで多くの保護者の方々からのご相談にあった話題である。
集中はモチベーション(興味付け)があればできると多くの書物に書かれている。だから、興味あることなら、集中できるのはよくわかっていることだが、なかなか、その勉強に興味がわかないが故に集中もできないというご相談なので、これでは答えにはならない。
オンライン家庭教師の仕組みは、実際はおいで頂いて、顔を合わせて教えて頂いた方が良いが、距離、時間の都合でいたしかねなく、これを活用されているように思われるかもしれないが、実は、教育的効果は実際に合う以上だと自負している。
その理由は明快だ。
集中できないメカニズムは他の情報が目から耳から入ることで意識が分散することにあることは周知の事実である。
教室の授業をイメージしてほしい。
先生が黒板を前に話されている。生徒から見える情報は先生、黒板以外にも周囲に様々な物が見える。先生からの声以外にも聞こえることも様々だ。先生の視線は自分以外にも向けられる。
生徒は色々な情報を入れて、注意も散漫になるわけだ。
ところが、オンライン家庭教師「エイドネット」は前を向くと、ドーンと先生のノートが見えて、先生の視線はこちらを向いているので、他には視線を向けにくい。そのうえ、ヘッドホンをしているので、別の情報音が耳から聞こえることは少ない。
だから、集中できるというわけである。
私は、このシステムは高校生にとっては絶対にいいはずとシステム仕様を決めていくのに、そんな想いをめぐらせて仕様作成していったのだが、意外と小学生の受講者が多い。
皆さん、一様に褒めて頂くのは、お子さんの集中力である。
ただ、1レッスン45分だが、進度的には2倍ほど進める場合さえあるので、受講生の学習疲労も大きい。
だが、それが勉強の「やった感」であり、心地よい疲労感だとすぐ気づいてくれることと期待している。